90年代に米国の多くのメーカーが採用した「7ステージ6ゲート法」(3MではNPIという7ステップ)は新製品・開発プロセスを見える化した勝利の方程式です。
各ステップを超えるための6つの判断ゲートを設けているが、そのポイントは
各プロセスのアクションをどう評価して事業化にこぎつけ、市場をどう作り上げていくのかという判断軸にあります。
モデルとする企業3M社のNPI(新製品開発計画)における「 7ステージ6ゲート」
技法は多産多死を少なくする6つのゲートで管理しています。
製品別の指標としては、付加価値を示す「利益率」を重視。(粗利50%、営業利益率25%前後)既存製品よりも高い利益率を見積もれなければいけない。 とはいえ、最初のアイデア段階では利益率は当然見えないので、小さく生んで大きく育て、ゲートによって見るべ項目を増やしていくという種まき作戦。。
ゲートの最終段階では、事業部門の予算に組み込まれる。
売り上げが計上された段階でしっかりしたROIロジック利益率を見ていく。
新規事業、新商品開発成功への3っの問いかけRWWと、3つのユニーク性が
各ステップへのゲートを乗り超える判断基準として有名です。
これらのノウハウをベースに開発したプログラムが、③商品開発リーダー育成プログラムと⑤強い社内企業家育成プログラムです。
③の商品開発リーダー育成プログラムの後編として開発されています。
6ゲートの後段である「新事業・新商品を市場投入し、成熟期までに
キャッシュを稼ぎ、投資回収を終える」までのステージ。
これは組織としても重要な段階で、事業部長クラス候補生向けです。
プロマネとして商品開発、事業化段階を経験したうえで、投資回収の
ROIマネジメントをFP&Aともに展開することで数字を出すことが求められる
方にお勧めします。
研修設計にはしっかりした内外分析と、実務に近いプロジェクトを組む
必要があります。
このステップに関してのノウハウ記述や実践指導は今までほとんどなく、
厳しいレッドオーシャンで市場支配を進め、投資回収していく方法論として
ご紹介いたします。
具体的なスキルとしては、フィナンシャル・マーケティングスキルで
PLCプロダクトライフサイクル管理をしていく行動管理スキルということに なります。
(成長期・成熟期の二段階市場への商品・事業の投入育成をするライフサイクル
管理力が必要とされます。)
もちろんこのプロジェクトには色々な実務的な展開があり、NDAを交わした
うえで設計することになります。
企業の実際の事例は、NDA契約のため述べられませんが
ケースタディーとして、輸入文具製品の市場戦略と収益管理についての
仮想事例を図示します。
相談を望まれる方はお問い合わせください。Zoomにてお受けいたします。
稼ぐ壁突破ケースタディー:輸入文具製品の市場戦略と収益管理